2026年9月30日

入庁後のスキルアップ?

 「青森県庁に入庁した後、公務員としてスムーズに働くことができるのか?獣医師としての自分のスキルはどのように磨いていけるのか?」といった疑問を持つ方も少なくないと思います。

 青森県では、まず、新規採用職員を対象とした研修など、人事部門において各職員のステージに応じた「公務員としての資質を高める研修」を実施しています。 このほか、eラーニングによるリスキリング支援なども行われており、職種問わず利用されています。

 ※詳しい情報は以下のリンクを参照 

ステージ別研修・コース別研修・特別研修 – 青森県庁ホームページ

自己啓発の支援(eラーニング) – 青森県庁ホームページ

 獣医師職員については、獣医系大学で学んだ知識を活かして専門的な業務を担当することから、必要とされる知識・技能を習得するための専門研修に参加する機会があります。  今回のコラムでは、青森県でどのような専門研修を実施しているのか、一部をご紹介します。

「新入食品衛生監視員研修」

 毎年度、食品衛生監視業務に関わる職員のうち経験年数が少ない方を対象として、「新入食品衛生監視員研修」を保健衛生課にて実施しています。 

 今年度は、食肉衛生検査所や保健所に所属している7名の職員を対象として、5月末に実施しました。  研修は法制度や食中毒対応などを座学で学ぶほか、現場で実技を学ぶ「施設研修」もあり、今年度は株式会社青研様のご協力を得て加工施設へ入り、衛生指導のポイントを学びました。

施設に入っていきます
株式会社青研様の商品の数々です

 本研修は、講師役をベテラン職員が務めたり、施設研修の振り返りで参加者同士話し合ったりすることで、それぞれの職場に戻った後も気軽に相談できる関係づくりの一端も担っています。

「食品衛生監視員向けHACCP研修」

 HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Pointの頭文字をつなげた言葉)とは、原材料の仕入れから保管・製造・加工等を経て出荷するまでの全ての工程で、食品の安全を損なう危険性を分析して対策をとることで、製品の安全を確保する衛生管理の手法です。

 令和3年にはHACCPが制度化され、全ての食品事業者がHACCPに沿った衛生管理に取り組むことになり、「食品衛生監視員」として保健所で勤務する職員は、衛生管理に関する評価能力及び指導力の向上が求められています。

  こうした状況を踏まえ、県では、令和6年度から主に中堅職員を対象に「食品衛生監視員向けHACCP研修会」を保健衛生課で実施しています。

 講師にはHACCP指導分野において国内外で活躍しているプロフェッショナルを外部からお招きし、グループワークを交えながら「HACCPを形骸化させない」ために必要な知識を学びました。

グループワークで理解を深めます

その他の研修

 上記で取り上げたほかにも、本県の家畜衛生部門が実施している専門研修や国などが実施している専門研修などがあり、青森県としては積極的に職員の参加を促しています。

まとめ

 青森県ではこのように様々な研修を通して、獣医師としてのスキルアップを応援しています。